インフレーションには種類がある


インフレーションには種類がある

 

投資をしていくうえで、一応知っておいたほうがいいのがインフレです。

 

そもそもインフレ(インフレーション)って何?

 

インフレとは、継続的に物価が上昇していく状態のことを指します。言い換えますと、お金の価値が小さくなっていくということです。

 

例)

 

缶コーヒーが1本100円だとします。そして1年後、同じ缶コーヒーを買うのに110円が必要になっていることがインフレです。100円で買えていたものが、さらに10円を追加しないと買えなくなっている、つまりより多くのお金が必要ということで、お金の価値が減っているといえます。

 

インフレの分類方法

 

インフレの分類方法には何種類かありますが、その分け方は発生原因と上昇速度に分けることができるようです。

 

発生原因

 

ディマンド・ブル・インフレーション

 

インフレ期待が強まると、値上がりする前に買っておこうという気持ちが強まり、その動きが更なる需要を生む形で需要増となります。消費増税前の駆け込み需要に似ていますね。なお、こちらは需要側の要因によるインフレです。

 

コスト・プッシュ・インフレーション

 

輸入品の価格上昇や、人手不足などによる人件費の上昇により物価高となるタイプのものです。需要と供給の関係から、供給力が不足すれば費用が高くなるということです。なお、こちらは供給側の要因によるインフレです。

 

なお、コストプッシュ型は雇用や所得の増加を伴わずエネルギーや食料品価格が上昇し、実質的は購買力を低下させるという面が大きく、大体の場合において悪性のインフレとなります。ただし人件費が上がり所得が増え、需要が伸びて物価が上がっていくというのは良性のインフレです。

 

お金の大量発行によるインフレーション

 

大量にお金が刷られれば当然お金の価値が薄まり、ひいては物価の上昇につながります。このタイプは、収拾がつかなくなるとハイパーインフレにつながる恐れもあり、行き過ぎるとかなりたちの悪いタイプのインフレと言えそうです。

 

上昇速度

 

クリーピング・インフレーション

 

インフレ率が年率数%と、徐々に物価高になっていくタイプのものです。

 

ギャロッピング・インフレーション

 

インフレ率が年率10%以上と、大幅に物価高となっていくタイプのものです。

 

ハイパー・インフレーション

 

インフレ率が年率100%以上、つまり倍以上とかなりの勢いで物価高となっていくタイプのものです。なお、国際会計基準の定義によると3年間で累積100%(年率約26%)の物価上昇をハイパーインフレーションと呼ぶようですが、他にも定義の仕方があるようです。

 

なお一般的にはあまり定義にはこだわることなく、とんでもない異常な物価高という意味で使われます。例えばジンバブエなどが有名ですが、持てないほどの札束でパンがやっと買えるとかそういったイメージです。


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