過去の株式市場の暴落を勉強する


過去の株式市場の暴落を勉強する

 

株式投資をやっていれば、相場の大幅な下落から逃れることはできません。

 

相場が好調だからと何も考えずお祭りに乗るのではなく、何かあるかもしれないと考え、常にアンテナを張っておくことが大切です。

 

そのためには、過去の株式市場の暴落について学んでおくことが有効です。

 

暴落の記録

 

暴落とは、株価が数日の間に一気に下落することであり、数カ月かけてじりじり下がっていく下落相場とは異なります。

 

1929年|ウォール街大暴落

 

背景:ダウは、1921年8月24日の63.9から、1929年9月3日には381.2と、6倍以上に上昇。1920年代は経済が急成長し、株高が株高を呼ぶ状況となっていました。

 

暴落のきっかけ:経済成長の限界・伸び悩みが明らかになったことを受け、今までの楽観ムードが一変。今度は売りが売りを呼ぶ状況となり、1929年9月の24日には暴落第一弾となるブラックサースデーが、28日にはブラックマンデー、29日にはブラックチューズデーが来ることとなりました。

 

また、信用取引でレバレッジが効いていたこともあり、追証の換金売りなどにより、さらに暴落に拍車がかかったのです。

 

教訓:まさに、だれがばばを引き抜くかというようなゲームになっていたということです。大体の人が割高だと気付きながらも、まだいけるとばかりにレバレッジをかけて旨みをとろうとしたということ。あまりに過熱感があるのであれば、一度相場から身を引くことも検討しなければいけませんね。

 

1987年|ブラックマンデー

 

背景:ダウは、1982年8月には776だったのが、1987年8月には2,722まで大幅に上昇。この時もまた、経済に対して楽観的な見方が強まっていました。

 

暴落のきっかけ:これもまた、不安が不安を呼んだ事象です。ダウは1987年10月14日に3.81%、16日に4.60%下落したのですが、その翌週の19日には22.6%の下落となっています。

 

ただ、暴落後は低迷相場とはならず、大幅に反発することとなりました。なお、この暴落については明確な原因は出ていないとのことです。

 

教訓:S&P500のPERは戦後の平均である14.5倍を大幅に上回る23倍で推移していたことなどから、やはり、PERが過熱感を示しているときには警戒感を強めたほうがいいと言えます。

 

2008年|サブプライムショック・リーマンショック

 

背景:サブプライムローンという、通常であればお金を貸せない層に向けたローンのこと。信用度の低い層に貸していたとしても、それらをひとまとめにして証券化すれば信用度が上がる(リスク分散)ということから多用され、拡大していきました。

 

暴落のきっかけ:実態に見合わない高評価を受けたサブプライムローンの証券化されたものは、やはり運用にひずみを生み、この証券を扱っていた会社は大きな損失を出しました。そこでそういった証券の格付けは軒並み下落。

 

一時的に株式市場は平静を取り戻して最高値を更新するときもあったものの、住宅市場への打撃は大きく、再び株価下落の流れが加速しました。

 

また、一連の流れで米証券で当時4位だったリーマン・ブラザーズが破たんしたり、米保険大手のAIGが経営危機で国営化になったことなども下落に拍車をかける結果に。

 

教訓:暴落の前からサブプライムローンの証券化されたものに対しては警戒感もあったとのことで、世界ではどういったお金の動きがあるのかアンテナを高くしていなければいけないという事例の一つと言えます。自国のことではないからと目を向けないのは問題と言うことですね。今はやっている金融商品の市場規模、どのように金融市場に絡んでいるのかということも正しく把握しておかなければいけないと思います。


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