企業分析力が身につく本、8冊


企業分析力が身につく本、8冊

投資家にとって投資しようとしている(既に保有している)企業が今どの状態なのか、投資しても大丈夫か、成長性があるのかなどを知ることはとても大切なことです。そのために大切なのが企業分析力です。

 

また、巷には掲示板の噂話やアナリストレポートなど実に様々な情報がありますが、それらをうのみにしていてはいつまでたっても相場の肥やしです。そうならないためには自分で企業を分析する力、すなわち企業分析力をつける必要があります。

 

企業分析力と言われてもピンとこないと思いますが、簡単に言ってしまいますと企業が出している決算短信・有価証券報告書を読み解く力のことです。

 

そこで本記事では企業分析力をつけるために役立つ・読んでおいたほうがいいよ!と言う書籍についてご紹介します。

 

企業業績を読み解く

 

企業分析をするに当たり、まずは企業の数字を読み解くことが大切です。特に財務諸表を読む力はつけておかないと、感情だけでの売買になりがちなので要注意ですよ。

 

そこで、私が財務諸表を読めるようになるために読んだ書籍をご紹介します。

 

「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本

 

 

この本は、私が投資を始めて最初の頃に読んだものです。その当時決算短信って何?財務諸表って何?と言う状態だったのですが、読み終わって概要は理解できるようになりました。

 

内容としてはまず最初のほうで財務諸表がどんなものなのかと言うことを学び、後半にかけて「なぜ、国の財政は破綻しないのか」や「なぜ、IT企業はブランドにこだわるのか?」、「なぜ、航空券には早割格安チケットがあるのか?」など答えられそうでうまく答えられない話題について、財務諸表をもとに解説されています。

 

「1秒!」で財務諸表を読む方法【実践編】

 

 

「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本の続編です。本書では、前回よりもより詳しく財務諸表を構成する@貸借対照表(バランスシート)、A損益計算書、Bキャッシュフロー計算書について詳しく書かれています。

 

財務諸表を読めるようになるという点では、本書だけ読めばマスターできると思います。

 

「1秒!」で財務諸表を読む方法【企業分析編】

 

 

本書は『「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本』、『「1秒!」で財務諸表を読む方法【実践編】』の続編であり、企業分析について詳しく書かれています。

 

構成としては大まかに「財務諸表から企業の実態を読み解く」「企業の危機は、財務諸表のどこに現れるのか」「財務諸表から各社の企業戦略を分析する」に分かれているのですが、実際の偉業を用いて分析しているためケーススタディーとして役に立ちました。

 

「本当にいい会社」が一目でわかる有価証券報告書の読み方 ― 決算書だけではわからない「儲かる仕組み」はココを見る!

 

 

ストーリー仕立てで話が進んでいくため、小難しいものを読むのは苦手!と言う人におススメです。ただ、ある程度財務諸表の読み方をマスターした人などは、あまり参考にならないのかもしれません。

 

ただ本書は有価証券報告書の構成や、粉飾決算企業の見分け方、不動産投資について、営業マンのための有報活用法など独自の内容のものもあり、違った視点を得るという意味では役に立つと思います。

 

番外編|企業分析に役立つ投資ツール

 

企業分析は有価証券報告書・決算短信を読み解くことが大切なんですが、その助けとなるのがGMOクリック証券株式会社の財務諸表分析ツールです。

 

このツールは口座を開いていれば無料で利用できるんですけど、最大で過去10年分の貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書をグラフ化してくれるんです。しかも、詳細な分析が可能。

 

私は今までエクセルに各数字を打ち込んで分析していたんですが、このツールを使うことによってそのめんどくさい作業を削減するとともに、正確性も手に入れることができました。

 

やることは口座開設だけなので、とりあえず口座を作ってみてはいかがでしょうか?きっと、企業分析の助けになるはずです。

 

⇒ ≪GMOクリック証券≫取引に必要なマーケット情報が充実!企業分析ツールや投資情報が無料!

 

ビジネスモデルを知る

 

ビジネスモデルとは、簡単に言いますと会社が儲ける為のしくみのことです。企業分析に当たり、まずはその企業の数字を読むということが大切なのですが、それだけでは今後どのような展開になっていくのかは類推できません。

 

そこで、その企業がどのような事業を展開しているのか、儲ける為のしくみをどのように作っているのかなどを理解する必要が出てくるのです。それを理解するためにはビジネスモデルを読み解く力が必要になってくるので、私が今まで読んだビジネスモデル関連の書籍についてご紹介します。

 

なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編

 

 

本書ではまず具体例が豊富に用意されており、その内容の説明も細かくされています。ビジネスモデルと聞きますとなんだか小難しいようなイメージもありますが、パーク24やブリヂストンなど実例を挙げ、どのような戦略をとっているのかが示されていることから非常にとっかかりやすいです。

 

さらに、その業界のビジネスモデルを異業種に移植することができるかと言う検証もされており、革新的と言われる企業がそのまま成功できるのかなどを類推するうえで役に立ちます。

 

ビジネスモデルの教科書: 経営戦略を見る目と考える力を養う

 

 

教科書と言うだけあって、さすがにかっちりした構成となっています。そのためか、読むのに結構苦労しました。

 

加えて、細分化されていることから概要をとらえるという面においてはあまり役に立たないという印象があります。

 

ただ、ビジネスモデルのまとめが秀逸で、その本質、そしてビジネスモデルを構成する9要素の詳細、また競合他社に対する優位性や適用される条件など事細かにまとめられていることから、投資家を一段上のレベルに押し上げてくれるということも強調しておきたいポイントです。

 

正直とっつきにくいですが、考え方をしっかり学ぶという点においては非常に参考になりました。また、内容が濃いため、何回も読み直して力をつけていきたいところです。

 

図解 カール教授と学ぶ成功企業31社のビジネスモデル超入門! (MAJIBIJI pro)

 

 

タイトルにもあるように、ビジネスモデルが図解されていることから読みやすく、イメージしやすいのでお勧めです。

 

また、実例をもとにどのような戦略があるのかが解説されており、知識を増やすことができました。ただ競合他社に対する優位性や、そのビジネスモデルの問題点といった点についてはあまり学ぶことができなかったという印象があります。

 

なお、ビジネスモデルについてさらに理解を深めたい人、企業分析に利用したい人は下記リンク先の記事も参考にしてみてください。

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