アービトラージとは?その考え方と実践について解説


アービトラージとは?その考え方と実践について解説

 

アービトラージは裁定取引とも言われ、株式投資においては相場のゆがみを取っていくような手法だと言えます。

 

また株式市場だけでなく、為替の世界であったり債券、コモディティのほかに、オークションなど日常生活でも身近な考え方なので、どのような物か知っておくことは有益でしょう。

 

そこで、ここではアービトラージとはどういったものなのか?相場での使い方などを解説していきますので、参考にしてみてください。

 

アービトラージとは?

 

アービトラージ(裁定取引)は、2つの商品の価格差を利用した取引のことです。ある意味、市場のゆがみを利用した取引と言うこともできます。別名サヤ取りと呼ばれています。

 

具体的な取引手法としては、同じような特性を持つ異なる商品で、割高なほうを売り、割安なほうを買うことによってその商品の価格差(サヤ)を取ろうという物です。

 

この戦略の背景ですが、同じような特性を持つものは、時間がたてば理論値に収束するだろう、ということです。

 

同じ食料品のカテゴリーにあるAという株が高く、Bという株が安いときは、Aを空売りし、Bを買って、価格差が縮まるのを待つという取引になります。

 

例えば、同じ商品であっても、売っている場所によって価格に違いが生じますよね?

 

人がたくさんいる場所、例えば観光名所など需要が多く発生しているところの自販機なんて、ほかのところよりも高いです。

 

なので、安いところで飲み物を購入し、高い場所で売ればその差額分が儲かるわけです、これが、アービトラージという考え方・取引です。

 

もう少し書くと、安いところで購入し、高いところで売れば理論的にはノーリスクでリターンが得られます。

 

株式投資の場合

 

同じ食品関係の会社でA社とB社があったとします。

 

でも、株価が同じような動きになることはないわけです。とはいえ、同じ業種であり同じような値動きはするはずですよね。

 

その際、A社の株価が安く、B社の株価が高かったとします。そしたら、A社を買ってB社を売り、あとは株価が理論値に戻っていくのを待てばいいというわけです。

 

コモディティの場合

 

コモディティ、つまり商品の場合も、アービトラージはあります。

 

例えばゴールドとプラチナですが、基本的にはプラチナのほうが生産量などが少なくて希少価値が高いので、価格もゴールドより高くなります。

 

が、それが逆転して、プラチナの価格がゴールドよりも安くなった時があるんですよ。

 

その際、プラチナを買ってゴールドを売れば、いずれ相場が適正価格に戻った時に価格差が縮まり、その利幅が儲けになります。

 

これも、アービトラージの一つです。

 

アービトラージのメリット

 

理論的には、勝率が高い。アービトラージに精通している人は、高い勝率を上げることができるという点。

 

理論的には損する可能性が低いと言えます。

 

アービトラージに欠点はないのか?

 

仕組みを知れば、ノーリスクでそこそこのリターンがとれそうですよね。でも、そううまくいかないのが世の中の常です。

 

アービトラージを成功させるためには、豊富な情報量であったり資金力、ツールを使いこなしたり売買が成立しなかったときのリスク回避の方法などを用意しておくことが必要なんですよ。

 

中途半端にアービトラージに取り組んだとしても、損失が出てしまうこともあるので正しい知識を持って取り組むことが大切です。


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