eワラントの基本(値動きや取引期限などの話)
eワラントはまだまだマイナーなもので、どういった取引なのかよくわかってない人もいるでしょう。
そこで、ここではeワラントはどういった値動きがあるのかや、取引期限はどうなっているのかなど基本的なことを解説します。
eワラントの値動き
eワラントは、レバレッジを利用した取引です。
※ レバレッジは、投資元本の何倍ものお金を動かせるということ(てこの原理)
投資するものにもよりますが、少額でも値動きは大きくなります。
例えばレバレッジが5倍だった場合、投資対象(原資産)の値上がりが1%だったとしてもeワラントの場合はその5倍、つまり5%程の値上がりが期待できるんですよ。
※そうならない場合もあります
ちなみに、このレバレッジのことをeワラントではワラントレバレッジ(実効ギアリング)と呼ぶので覚えておきましょう。
レバレッジをかけていても安心
レバレッジをかけるということはハイリスクハイリターンです。eワラントの場合も、投資したお金が0になるリスクはあります。
ただ、仮にうまくいかなかったとしても投資したお金以上の損失は出ないようになっているんですよ。
株式投資でいえば、現物取引のようなイメージです。なので、損失限定の取引とも言われています。
eワラントには取引期限があります
eワラントは、株式投資(現物取引)と違い取引期限が存在します。
取引期限は満期日と呼ばれ、あらかじめ設定されているんです。満期日になると、そこからは取引できずに決済されます。
満期日まで保有するのではなく、途中で決済するのが基本です。
権利行使価格が設定されています
権利行使価格と言って、目標の価格が設定されているんです。
満期日にこの権利行使価格を参照原資産価格(投資対象の価格)が上回っていれば、満期決済金というのがもらえるんですよ(※コールの場合)。
また、この権利行使価格はたとえ同じ投資対象であっても、違う価格が設定されていることがあります。
なので、区別するために回号と言って、いわゆる識別番号が振られているんですよ。
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