企業分析のやり方


企業分析のやり方

 

企業分析の方法にはいろいろありますが、本記事では私の企業分析の骨格についてご紹介したいと思います。

 

企業分析シートの作成

 

企業分析シート下記のようなものです。

 

企業分析のやり方

 

まず初めにこの企業分析シートを作成します。このシートが銘柄分析の要と言っても過言ではありません。

 

ただ、正直ここまでやるのは時間がかかりすぎますし、投資・監視する銘柄数が増えすぎると対応できなくなってしまうんですよね。それに、株式分割などがあった場合、自分で修正しなければいけないのでミスが出る可能性も当然高まります。

 

そこでおすすめしたいのが、GMOクリック証券の財務分析ツールです。このツールを使うと最大で過去10年分の貸借対照表(バランスシート)・損益計算表・キャッシュフロー表のデータをグラフ化したものがみられるんですよ。

 

しかも、その内訳など、細かいデータも取れる上に他の企業との比較もできるので、外すことのできないツールになっています。詳しくは、『GMOクリック証券の財務諸表分析ツールのレビュー』で解説しているので参考にしてみてください。

 

次にすることは、このシートを見ながらいろいろ確認し、考えてみることです。

 

  • 増収増益か?
  •  

  • 営業利益率はどうか?
  •  

  • 自己資本比率は?
  •  

  • EPS、配当、配当性向は?
  •  

  • キュッシュフローの推移は?
  •  

  • 各指標の成長率(CAGR)は?

 

などなど。また、その推移について気になる点があれば考えてみるなり、企業の決算短信で確認してみましょう。この段階である程度その企業について理解が深まっているはずです。

 

また、業績が順調に推移しているのか、心配な点はどこか、なぜそうなっているのか(成長株だから、景気敏感株だから)など、今まで学んできたことを総動員してその企業への理解をより深くしていくことが大切です。

 

ビジネスモデルを考える

 

企業分析シートにより業績の推移や、その会社の構造がおぼろげながらわかってきたと思います。

 

次に、または同時にでもいいのですがビジネスモデルについて考えてみましょう。

 

どのようなビジネスを展開しているのか、儲かる仕組みは何か、同業他社との違いなど、その会社のビジネスの特徴をしっかり把握する必要があります。

 

このビジネスモデルを学ぶことで、どういった条件の時に業績が悪化するのか、また今後優位になるのかが見えてくるはずです。なお、ビジネスモデルをより詳しく・視覚的に分析する手法としては、ビジメスモデル・キャンバスと言うものがあります。詳しくは下記リンク先の記事を参照してください。

 

⇒ ビジネスモデル・キャンバスで企業分析

 

各種指標のチェック

 

PERPBR、配当利回りのほか、無借金経営なのかなど、実際に投資するうえでの判断材料、購入タイミングを見ます。

 

私の場合はPERで15倍を超えていないか?が主な判断材料となっています。

 

エレベーターピッチ

 

エレベーターピッチとは、短時間に相手に真意を伝えるというものです。

 

これは投資に当てはめれば、その企業に対し自分なりのストーリーを持っているかと言うことです。

 

その企業の見通し、投資した理由やどのように成長して行くのかを簡潔に言い表すことができれば怖いものなしです。

 

例)ハイデイ日高

 

ドミナント戦略で地盤を固め、ちょい飲み需要の獲得とセントラルキッチンによるコスト圧縮により利益率、競争力を高めている。また、出店領域は首都圏中心なのに加えまだ出店余地があり、さらに地域の拡大も可能であることからまだまだ業績が拡大していることが期待される。

 

⇒ 企業分析関連書籍一覧はこちら


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