配当利回りとは?配当利回りの計算式とその目安・考え方


配当利回りとは?配当利回りの計算式とその目安・考え方

 

配当利回りとは、株価に対して配当金がどれくらい出ているのか・もらえるのかを知るための指標です。

 

配当利回りの計算式

 

計算には、1株当たりの配当金額(年間)と、1株あたりの株価が用いられます。

 

配当利回り(%)=1株あたり配当金÷1株あたり株価×100

 

配当利回りの計算方法は上記の通りで、単位は%です。例えば配当金額が100円で、株価が1,000円なら配当利回りは10%となります。

 

配当利回りに対する考え方

 

配当利回りの目安はその時々の経済状況などで変わってきますが、市場平均を目安にすると良いでしょう。

 

 

※ 加重平均利回り=全銘柄の現金配当金総額÷全銘柄の時価総額×100

 

日経新聞のサイトによると、日経平均の予想配当利回りは1.76%(2017年7月19日現在)となっています。

 

ちなみに、配当利回りの時系列データについては日本取引所グループのサイトで確認できるので、一度みてみると良いでしょう。

 

また、配当利回りの高い順のランキングはヤフーファイナンスのサイトなどで確認可能です。

 

基本的に、配当利回りは高い方が良いですよね。だって、それだけお金がもらえるわけですから。

 

ただし、一概に配当利回りが良いからそれは良い株だといえないところが悩ましいところでもあります。

 

配当利回りが高いのには理由がある

 

配当利回りが高くなる要因は2つです。

 

  • 配当金額が上がる
  •  

  • 株価が下がる

 

上記のどちらか、または両方が起きることで配当利回りは上昇します。

 

普通、配当金額が株価に対して高いのであれば株価も上昇して市場平均くらいに落ち着くところですが、そうならないのには裏があるからです。

 

たとえば、その企業の成長性に疑問があったり、その配当金額が維持できないと考えられる、一時的な配当(記念配当や特別配当)である、景気敏感株でたまたま配当利回りが高い段階にある、などなど。

 

高い配当利回りだから良い株であると考えてはだめで、なぜそのような利回りになっているのかその理由を考えて投資行動をとることが大切です。

 

配当利回りが低い株がだめというわけではない

 

それぞれの投資スタンスにも寄りますが、配当利回りが低かったり0%(無配)の株が悪いかと言えばそうともいえません。

 

成長余地が大きいこれからの会社の場合、配当を出すよりもそのお金を会社に残して使っていくことで成長が加速し、株価上昇によって株主に報いると言った形もあります。

 

配当利回りの使い方

 

配当利回りは、現状の株価と配当のバランスを見ることができる指標であり、銘柄間の比較などに使うことができます。

 

また、これくらいの配当利回りまで株価が下げてくれば下値支持になるな、など割安度を測ったりもできる指標です。

 

単純にどれくらいのお金が支払った額に対してもらえるのかわかる指標でもありますが、そのデータのみを重視するのは間違った使い方だといえるでしょう。

 

配当を評価するためのその他の指標

 

配当利回りは配当を評価するために重要な指標ですが、その他にも配当を評価するための指標があります。

 

 

詳しくは上記リンク先記事で確認してほしいのですが、特に配当性向は企業の配当のスタンスを知る・分析する上で重要です。


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