PEGレシオとは?計算式とその考え方


PEGレシオとは?計算式とその考え方

 

PEGレシオとは、その企業の「利益成長率を加味した指標」です。

 

PEGレシオの計算式と使う数値

 

PEGレシオ(倍)=予想PER(株価収益率)÷予想利益成長率=株価÷(予想EPS+予想利益成長率)

 

仮にPERが15倍で予想利益成長率が20%であれば、PEG=15÷20=0.75(倍)です。

 

ちなみに上記の利益については「純利益」のことを指しますが、場合によっては営業利益や経常利益で考えることもあります。

 

利益成長率の考察

 

利益成長率については、過去3-5年間の数値と来期の予想利益を使って算出したりしますが、これと言った決まりはありません。

 

過去の数値は参考程度にしたり、企業側の中期目標を元にする、アナリストが分析しているものがあればそれを参考にする、といった具合です。

 

いろいろなシミュレーションが出てきたりしますが、鵜呑みにせず、自分でよく検討して妥当な成長率を探っていくことが大切だといえます。

 

⇒ 成長率(CAGR)の計算方法についてはこちら

 

利用方法

 

一般的に1倍を下回った場合は割安と言われます。1倍前後であればまぁまぁ、0.5倍を下回っていればうま味がある、逆に2倍を超えているようだとよくない、といった感じです。

 

PEGレシオが生まれた理由

 

通常成長株はPERが高くなる傾向にあり、PERのみで判断をすると割高であるとの結論になります。そこで登場したのがPEGレシオです。

 

この考え方であれば、十分に成長力のある企業を割安と判断することもできます。

 

PEGレシオの注意点

 

PEGレシオを使う場合には十分利益成長率が妥当な数値であるのか検討する必要がありますが、通常その成長率を正確に予想することは不可能です。

 

また、この計算において成長率を楽観的にとらえてしまい想定以上の株価下落となる可能性もあり、投資判断の柱として使うのはおすすめできません。

 

あくまで、割安度を検討する上での補助材料とするべきです。プラス、PEGレシオはあくまで成長株に適用できる考え方になります。

 

資産株であったり業績回復株、景気の変動をもろに受けて数値が変動する景気敏感株には適用することができません。

 

ちなみに、株価が高い水準であることを正当化する指標が現れた時はバブルの証拠である、といった話もあり、頻繁にPEGレシオの話が出てくるようであれば注意が必要でしょう。


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