人の行く裏に道あり花の山

人の行く裏に道あり花の山

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という言葉があるように、みんな一緒であれば安心です。

 

特に日本ではみんなと同じ、ほかの人と違わない行動をとることが重視される傾向にあります。

 

確かにみんな一緒であれば安心かもしれませんが、投資の世界では損をしている人が90%で利益を上げられるのは10%とも言われる厳しい世界であり、みんな(大衆)と同じ行動をとっても利益を上げることはできません。

 

簡単な例を挙げますと、バブルの時PER(株価収益率)が50倍に達していたにもかかわらず買えば騰がるの流れに身を任せ、みんな株買いに走りました。

 

結果は皆さんが知るところだと思いますが、その時の国債利回りは7%であり、株を買っている人からバカにされるような状況の時に国債を買っていた人は株価の下落の影響もなく、7%の利益を確定させていたのです。

 

このように、みんなが一方向に走っている時、相場はえてして行き過ぎの状況となります。

 

そんなとき大衆とは違う道を行くことこそが利益を上げるコツであることを『人の行く裏に道あり花の山』と言う格言は教えてくれているのです。

 

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