グランビルの法則|移動平均線を利用した分析
移動平均線は、テクニカル分析でよく使うものです。
なかでも、移動平均線を使った分析であるグランビルの法則は分かりやすいですし、使い勝手もいいので覚えておくといいでしょう。
実際、私もトレードの際にこのグランビルの法則を利用していますから。
グランビルの法則って何?
グランビルの法則は、移動平均線の開発者でもあるグランビルさんによって見出された法則です。
どういったものかと言いますと、移動平均線と株価のかい離率(移動平均線と株価がどれだけ離れているのか)やトレンドをもとに株価の動きを判断するためのものなんですよ。
イメージ図は、下記の通りです。
グランビルの法則の使い方
グランビルの法則には、買い判断と売り判断のポイントが8つあります。
買い判断のポイント
@ 移動平均線が横ばいから上向きに転じ、株価が上抜いた時
上昇トレンドに転換するタイミングであり、うまく入ることができればそのまま大きく利益を伸ばすことができます。
逆張り的な考え方ですね。
A 移動平均線が上向いているとき、株価が移動平均線を下抜いた時
押し目買いという考え方です。
B 移動平均線が上向いているとき、株価が移動平均線付近まで下げてきたとき
C 移動平均線が下向いているとき、株価が移動平均線から大きく下に乖離したとき
一時的な戻り期待であり、深追いは禁物です。
売り判断のポイント
@ 移動平均線が横ばいから下向きに転じ、株価が下抜いた時
A 移動平均線が下向いているとき、株価が移動平均線を上抜いた時
B 移動平均線が下向いているとき、株価が移動平均線付近まで上げてきたとき
C 移動平均線が上向いているとき、株価が移動平均線から大きく上に乖離したとき
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