eワラントのリスクにはどんなものがあるの?
eワラントを始めてみたいけど、どういったリスクがあるのかわからなくてなかなか手を出せない!と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
eワラントはまだ一般的ではないので、よくわからない部分もありますからね。
また、どういったリスクがあるのかわからない中で闇雲に取り組み、あれこれやって想定以上に損が膨らんだりするのも問題です。
eワラントに潜むリスクとは?
ここではeワラントにどういったリスクが潜んでいるのかということを解説するので、参考にしてみてください。
投資したお金が0になる可能性もあります
eワラントでは、投資したお金が0になることもあるんですよ。
ただ一方で、それ(出したお金)以上の損はでない、といったメリットもあります。
投資したお金が0になるのはどういった時?
元金が0になるパターンとしては、満期日に利益が出ていない状態のときです。
例えば、コール型の場合は満期日に原資産価格が権利行使価格を下回っている場合に、元金は0になってしまいます。
時間経過とともに価値が減少する(期間リスク)
eワラントでは、時間の経過とともに価値が減少します。
というのも、満期日まで期間があるうちは価格上昇の期待値が高いからです。
それが時間の経過とともに小さくなっていくんですよ。これを、時間的価値と言います。
ただ、対象資産の価格が上昇した場合、全体としては価値が上がっている(利益になる)点には注意が必要です。
選択肢の幅が狭い
eワラントを扱っている証券会社は2015年10月現在3社と少ないです。
また、個別株などはマイナーな銘柄の取り扱いはしてないので、そういったものに投資したい場合は不満が残るでしょう。
ただ、メジャーなところは扱っているので、そういったものだけ投資対象にしている場合は問題ありません。
コールとプットの両方できるとは限らない
銘柄によっては、コールだけとかプットだけということがあります。
なので、投資したい銘柄があった他としても、コールで入りたいのにプットしかないといった場合があるんですよ。
つまり、自分の思った投資行動がとれないといったリスクがあると言えます。
その他のリスク
その他のリスクとしては、信用リスクや流動性リスクがあります。
これらは、ほかの投資とも共通するリスクです。
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