ショーボンドホールディングス（1414）の企業分析

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ショーボンドホールディングス（1414）の企業分析

ショーボンドＨＤ（1414）の企業分析です。

分析日：2017年6月27日

企業名（上場市場/コード）：ショーボンドＨＤ（東証1部/1414）

事業内容：コンクリート構造物（橋梁、ビルなど）の補修

会社ホームページ：http://www.sho-bondhd.jp/

業績と財務

業績と財務について分析していきます。

損益計算書

売上高は目立った伸びを見せていません。ただ、営業利益、純利益は順調な伸びを見せています。

とは言ったものの、利益の源泉である売上高に成長性が見込めないとなると、どこかで頭打ちとなりそうです。

CAGR(年平均成長率)

2009年から2016年のCAGRです。

売上高：2.94%
営業利益：11.60%
純利益：18.23%

⇒　成長率（CAGR）について詳しくはこちら

財務状況

財務面で大きな問題はありませんね。

キャッシュフロー

バランスは悪くなく、キャッシュフローに関しても憂慮すべき点は現在ありません。

GMOクリック証券株式会社の財務諸表分析ツールが便利

上で使っている画像は、GMOクリック証券株式会社の財務諸表分析ツールのものです。

※　キャプチャの使用許可はしっかりともらっています

最長10年間のデータが見られますし、他の銘柄との比較もできます。口座を開設すれば利用できるので、まだ口座を持っていない人は検討してみてはいかがでしょうか？

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将来の利益

将来性について、現状を踏まえて分析していきます。

利益の増大を図るためにどのような取り組みを行っているのか

技術力の向上

気になるポイント

公共工事への依存度が高い

株価分析

2008年1月には安値で871円となっていましたが、2015年9月には高値で5,590円を記録。

一貫して株価は堅調で、現状においても高値を更新するような動きとなっています。

配当分析

配当の方針に関しては、下記の通りです。

剰余金の配当につきましては、前期を上回る連結配当性向を実現するため、資本効率を勘案しつつ増配を目指してまいります。

ストーリー

分類：優良株

社会インフラの整備、特に橋梁の補修に対して強みを保っており、今後も業績的に大きな崩れはないと考えられます。

売上高を伸ばすという点においては苦戦している印象ですが、ニッチな分野を攻め、技術力もあることから売上高営業利益率も高い（東証一部の建設業平均として約4倍）ので利益という点においてはまだ優位性があるといえそうです。

急成長は見込まないものの、社会インフラの整備に対する需要は高く、今後も業績は堅調な動きとなるでしょう。

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