PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)で企業分析してみる
企業分析はいろいろな角度からやったほうがいいのですが、その一つとして本記事ではPPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)と言うものについてご紹介します。
PPMって何?
PPMはその製品・サービスのマーケットでの立ち位置を知るためのものです。
イメージ図です。
↓ ↓ ↓
PPMは基本的に、横軸に市場でのシェアを、そして縦軸には市場での成長率を書きます。
各項目の意味
次にそれぞれの項目の意味についてです。
図の右上は”はてな”です
これは基本的に製品やサービスを導入した段階であり、今後左へ行くのか下へ行くのか注目されるポイントです。
図の左上は”スター”です
市場での成長率、シェアともに高く稼ぎ頭の製品・サービスが当てはまります。
図の左下は”金のなる木”です
市場での成長率は低いものの、シェアは高く収益率が高い製品・サービスが当てはまります。
例えば鉄道など公益性の高い企業であれば、利用する人はほぼ固定され成長性はあまりない半面、新規参入もほぼ不可能なのでシェアが高い状態を維持できることから金のなる木を持っていると言えそうです。
図の右下は”負け犬”です
市場での成長率、シェアともに低く、収益を上げられない存在です。今後何か対策を打たなければ市場から消えてしまうポジションにいるといえます。
PPMを企業分析に生かす
企業はサービスや物を売ることによって収益を上げています。そのため、その企業が扱っている物が市場でどのようなポジションにいるのか、また様々な製品・サービスを扱っているのであればどれだけスターや金のなる木を保有できているのかがポイントとなります。
調査対象の企業の商品やサービスについて、それぞれどういった状況下にあるのか分析する上でこのPPMを参考にすると良いでしょう。
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