インデックス投資のメリット・デメリット
まず初めにインデックス投資について簡単に説明しますと、日経平均やTOPIXなどの指数に連動した動きを目指す投資です。
また、株式のほかにも債券や不動産、商品などがあります。イメージとしては個別で買うのではなくてまとめ買いのような、ジャガイモやピーマンではなくて野菜と言うカテゴリーを買うような感じです。
ちなみに、インデックス投資はパッシブ運用とも呼びます。
また、インデックス投資はまとめ買いのため平均点を獲りに行く投資と言われます。逆に市場平均よりもいい点を取ることを目指した投資をアクティブ投資と呼びます。
インデックス投資のメリット
- 少額で分散投資が可能
- 資産運用がシンプルになる
- 手間がかからない
インデックス投資のメリットとしては上記のような事項が挙げられます。
インデックス投資は投資信託とETF(上場型投資信託)で行うことができるのですが、最近では投資信託の場合500円から積み立てることができるサービスも登場しています。
500円で個別の投資を行おうとしたらとてもじゃないとできないんですが、インデックス投資であれば500円でトヨタやユニクロ(ファーストリテイリング)など多くの銘柄に投資することができます。
また、資産運用がシンプルになります。基本的に資産配分(日本株を30%、先進国の株を70%など)を決めて、あとは毎月積み立てていくだけですから。
なので、最初にある程度の投資の勉強と枠組みを決めてしまえば後はほぼほったらかしで投資できるので手間いらずです。そうした点から、普段忙しく、投資に対してあまり時間を割きたくない人におすすめです。
インデックス投資のデメリット
- 良くも悪くも平均点
- 地味で面白みがない
- インデックス投資こそ最強!となってしまいがち
インデックス投資のデメリットとしては上記のような事項が挙げられます。
インデックス投資はあくまで平均点を獲りに行く投資であり、一気に2倍とか3倍とか驚くようなパフォーマンスを出すことはできません。また、必ずもうかるというものでもありません。
また、インデックス投資は枠組みを作ってしまえば後はほとんどやることがないため非常に地味で退屈です。なので、途中で飽きて辞めてしまと言うようなこともあるので注意が必要です。
それと、インデックス投資はしっかり理論武装されており、学べば学ぶほど最強の投資と考えるようになってしまいがちです。もちろんインデックス投資が最強と言うわけではなくあくまで平均点を獲りに行く手法で、無難な投資と言うことなので盲信しないようにしましょう。
どうすればいいの?
私の場合ですが、インデックス投資をしながらもアクティブ投資もしています。比率でいえば『アクティブ:インデックス=50:50』です。
なぜこのようにしているのかと言いますと、そもそも私が投資好きで個別株投資を積極的にやりたいというのがあります。
以前はインデックス投資だけだったんですけど、それだけだとやっぱり面白くなくて退屈なんですよね。また、パフォーマンスの向上も狙っています。
インデックス投資だけとか、アクティブ投資だけとかで決めつけず、両方を合わせた投資手法も検討してみてはいかがでしょうか?
関連ページ
- インデックス投信選びで大切なこと
- インデックス投信選びで大切なこと
- 適切なパフォーマンスを得るにはリバランスとリアロケーションが重要
- 適切なパフォーマンスを得るにはリバランスとリアロケーションが重要
- 各資産の期待リターンの目安
- 各資産の期待リターンの目安
- インデックス投資で使う金融商品【まとめ】
- インデックス投資で使う金融商品【まとめ】